プレゼントでお仕事用の革靴を貰ったんだけどヨゴレてきちゃったなぁ。
お仕事用の靴がヨゴレていると大切なことを任せられない気がするよね。
オシャレな人や仕事ができる人は、綺麗な靴を履いているイメージ!革靴がヨゴレている人はなんか、清潔感?がなくてどんよりしているイメージだなぁ。
そうだよね!靴の綺麗さはその人の印象を決める大事な要素なんだ!『オシャレは足元から』や『足元をみる』など言われるように靴の清潔感はとっても大切だよ!
目次
実用的で喜ばれる『革靴のケア用品を贈ってあげよう。
革靴のお手入れとは
『靴のお手入れ』にはどんな方法があるでしょうか。革靴の種類によってお手入れ方法がかなり変わります。ぜひプレゼントを贈る方に『お手入れ方法』も教えてあげてくださいね!オシャレで清潔感のあるオトナな人を目指して。気軽に自宅でできる『お手入れ方法』と『ケア用品』を紹介していきます。。
[革靴のお手入れ〜基本編〜]
基本的に革靴のお手入れには順番があります。順番に沿ってお手入れしてあげると簡単に革靴がピッカピカになりますよ!
〜応用編〜はこちらから↓
勤労感謝の日のプレゼントにオススメ!雨に濡れた!カビが!汚れてしまった!そんな時の革靴のケア用品とお手入れ方法特集〜応用編〜
[基本的なお手入れ方法]
お手入れの流れは
①革靴を脱いだ後にシューツリーを入れてあげましょう
↓
②小さなホコリやヨゴレをブラシで飛ばします
↓
③クリーナーを使い、残ったヨゴレや見えないホコリをとります
↓
④クリームを塗り、革靴に栄養を与えつつ色の補修をします
↓
⑤余分なクリームをブラシで飛ばしながら馴染ませます
↓
⑥さらにクロスで磨き、馴染ませ艶を出します
です。
基本的な流れは同じですが、革靴が牛革なのか馬革(コードバン)なのかによって使用するケア用品が変わってきます。革靴の多くは牛革ですので、コードバンとわかりきっていなければ牛革用の用品をプレゼントするのが良いでしょう。
それぞれの専用用品を紹介しますね。
①革靴を脱いだ後にシューツリーを入れてあげましょう
{用品:シューツリー}
シューツリー
シューツリーを入れることにより、履きシワをとり、型くずれを防ぐことが出来ます。履きシワがついたままですとシワ部分からヒビ割れがおき、破れにつながってしまいます。また、木製のシューツリーですと、消臭、防カビ、除湿効果もあり、インテリアとしても格好が良くオススメ用品の1つです。
②小さなホコリやヨゴレをブラシで飛ばします
{用品:ブラッシング用の馬毛ブラシ}
馬毛ブラシ
馬毛ブラシは毛先が細く、毛が前面に広がっているためホコリ落としに最適です。大きめなブラシを使用すると全体をブラッシングするのが楽ですよ。
③クリーナーを使い、残ったヨゴレや見えないホコリをとります
{用品:クリーナー、クロス}
クリーナー
役割としては、女性の化粧落としと同じで、革靴をすっぴんにしてあげる感覚です。ブラッシングで取れなかったヨゴレやホコリを取り除いてあげましょう。
クロス
クリーナーを使う際に、革靴に直接かけてしまうとシミになってしまいます。適量をクロスに垂らして革靴にまんべんなく塗ってあげましょう。
④クリームを塗り、革靴に栄養を与えつつ色の補修をします
{用品:ブラシ小または中、革靴に合ったカラーのクリーム}
クリーム
先ほどの、クリーナーが化粧落としとすると、クリームは乳液や化粧水の役割になります。革靴に栄養を与えて補色してあげましょう。革靴にあった色のクリームを使用して下さいね。
豚毛ブラシ 小(クリーム用)
クリームを塗る際、細かい所やコバ付近などは、小さいブラシを使用すると便利です。価格も安いため革靴にあった色のクリーム専用にしてあげることができます。
馬毛ブラシ 小(クリーム用)
革靴がコードバンの場合は、クリームを塗るのに、豚毛ブラシよりも柔らかい馬毛ブラシを使用してあげましょう。↓
⑤余分なクリームをブラシで飛ばしながら馴染ませます
{用品:クリーム用の馬毛または豚毛のブラシ}
豚毛ブラシ(クリーム用)
小さいブラシでクリームを塗ったら中くらいまたは大きいサイズのブラシで余分なクリームをブラッシングして取ってあげましょう。多くクリームがついたままですとホコリがつきやすくなってしまいます。
馬毛ブラシ(クリーム用)
革靴がコードバンの場合は、余分なクリームを取り除くのにも、豚毛ブラシよりも柔らかい馬毛ブラシを使用してあげましょう。↓
⑥さらにクロスで磨き、馴染ませ艶を出します
{用品:ムートンクロスまたはクロス}
グローブクロス
クリームをもっと革靴に馴染ませ、艶を出してあげるためにグローブクロスで磨きます。ピカピカになりますよ。
基本的なお手入れの流れは以上です。
適度に乾かしてから靴箱などにしまってください。
[お手入れ方法〜+a〜]
つま先、かかと
クリームのみでも革靴本来の『艶』は出ますが、もっとピカピカに『艶』を出したい場合に、鏡面磨き(ハイシャイン)をしてあげるとワンランク上の『艶』を作ってあげることができます。
①基本的なお手入れを全て行った後に、ワックスを塗ります。
ワックス
まずはワックスをつま先とかかと部分に塗ります。鏡面磨きは靴のシワができない箇所のみに行って下さい。シワになる部分に鏡面磨きをしてしまうとひび割れの原因になります。
クロス(ワックス用)
クロスを手に巻いて少量のワックスをつけ、円を描くように塗ってあげて下さいね。
②水で磨き上げる
水入れ
少量の水を同じクロスにつけ、軽く優しく円を描くように磨いてあげて下さい。
③化学繊維でできたハンドクロスで磨き上げます。
グローブクロス(鏡面仕上げ用)
水で磨き上げるだけでもかなり鏡面仕上げになりますが、化学繊維でできたハンドクロスを使用し磨き上げるとさらに『艶』が増しますよ。
以上です。数時間乾かしてから収納しましょう。
革靴のコバ
○革靴のコバ(靴底のふち周り)
『コバ』とは、アッパーよりも外側にはみ出た部分のことで別名『エッジ』とも呼ばれます。ソール(靴底)とアッパーを縫い合わせるための部分です。
革の部分を傷やスレから守ってくれる役割もあり、削れやすい部分でもあります。この『コバ』が汚れていると革靴全体の雰囲気が落ち、みすぼらしいイメージになってしまいます。『コバ』が綺麗ですと靴の雰囲気が良くなり、美しく、シャキッとしたイメージになりますのでおすすめのケアポイントです。
①コバブラシなどででホコリを飛ばしクリーナーで綺麗にします
コバブラシ
細かいところをケアするのに向いているコバブラシ。中に入り込んだホコリも取ってあげましょう。
クリーナー
基本的なお手入れと、同じものを使用して構いません。ヨゴレてしまった部分を綺麗にしてあげましょう。
②コバリキッドやコバインクを使い、まんべんなく塗っていきます
コバインク、コバリキッド
削れや、色が薄くなってしまった部分を補色します。全体的にまんべんなく塗ってあげると、買った時のように綺麗になりますよ。
コバリキッドは塗りやすく簡単ですよ↓
コバインキはフタの先端にスポンジがついているのでインキを染み込ませてコバに塗っていくタイプです。↓
以上です。数時間乾かしてから収納しましょう。
靴底
○靴底(レザーソールのみ)
革靴には『レザーソール』と『ラバーソール』があり、その名前の通りソール(靴の底部分)がレザー素材で作られているものとラバー素材で作られているものの違いがあります。
高級靴ではレザーソールを採用しているものが多いです。
特徴としては、
レザーソールは極めて通気性と耐熱性に優れていて、長時間履いていても足が蒸れません。また、弾力性が高く、履き込むごとに使用者の足に馴染んでいくという特徴があります。ただ雨に濡れそのまま放置してしまうと、カビてしまう原因にもなりますので、必ず靴底を空気に触れさせて乾燥させる必要があります。
ラバーソールは、合成ゴムで作られた靴底全般のことです。滑りづらく耐摩耗性に優れていて、ゴムなので水にも強く、雨の日には最適です。手入れも簡単なので、日常的に使用するならラバーソールが向いています。
①ブラッシンングで大まかな汚れを落とします
②クリーナーで汚れを落とし、綺麗にします
レザーソール クリーナー
レザーソールもクリーナで綺麗にして、すっぴん状態に戻してあげましょう。
③ミンクオイルなどを使用して油分を補給してあげる
レザーソール オイル
レザーソールもその名の通りレザーでできていますので、栄養を与えてあげると革靴の寿命が伸びますよ。オイルですので乾いていない状態で履くと滑ってしまい危険です。十分に乾かしてから履いて下さい。
以上です。数時間乾かしてから収納しましょう。
オススメ!ケア用品セット
ここまで、さまざまな用品を紹介してきました。ひとつずつこだわって揃えるのも良いですが、最初はセットになったものを購入した方が楽ですし、間違いがありません。セットを使ってみて、足りない用品を増やしていくのがオススメですよ。
まとめ
勤労感謝の日のプレゼントにオススメ!綺麗な靴で格好良く!革靴のケア用品とお手入れ方法特集〜基本編〜を紹介しました。実用的で喜ばれる、贈り物に最適な『革靴のケア用品』を贈ってあげましょう。お手入れ方法もプレゼントと共に伝えてあげてくださいね。
〜応用編〜はこちらから↓
勤労感謝の日のプレゼントにオススメ!雨に濡れた!カビが!汚れてしまった!そんな時の革靴のケア用品とお手入れ方法特集〜応用編〜